プロテインのOEM製造は小ロットから依頼ができる

プロテインは手軽にタンパク質を摂取できるサプリメントとして、年々ニーズが高まっている、以前はアスリートやボディビルダーなど筋トレを行う人のためのサプリメントだったが、今では健康、美容、ダイエットにも良い効果があるということで誰もが日常的に摂取するようになってきて、ついに一大市場に成長した。

タンパク質は筋肉や骨、皮膚、内臓、ホルモン、DNA、免疫細胞など人体のあらゆる所に存在する重要な栄養素で、ストレスを緩和したり、免疫力を高めたり、代謝を活発させる役割もある。

タンパク質には体内で合成できないバリン、イソロイシン、ロイシンなどの9種類のアミノ酸を含み、なかなか食事だけで十分に摂取できないため、多忙なライフスタイルを送る現代人にとって、必需品と言える。特に筋肉量を増やしたい、疲労回復を早めたい人にとっては、非常に頼もしいサプリメントだ。

また、ダイエット中の女性は特にタンパク質が不足しやすく、しっかり摂った方が痩せやすいとも言われているため、意識的に摂る人がどんどん増えているのが現状だ

プロテインのOEMとは何か?

一般的にOEM(Original Equipment Manufacturing)は、メーカーに商品の製造を委託することを指す。つまり、プロテインのOEMは、プロテインの開発製造をOEMメーカーに依頼して、自社ブランドのプロテインをつくってもらうこと。

サプリメントのOEM製造

通常プロテインを製造するためには莫大な初期投資が必要だが、OEMの場合は比較的低価格且つ簡単に製造ができる。そのため、コストを抑えつつ、柔軟にプロテイン事業を始められる。OEMメーカーは、こだわった成分配合や味・食感、パッケージデザインが実現可能なので、差別化も図りやすい。

例えば、こんな要望が実現可能だ
・小ロットで発注できる
・低価格でプロテインを作れる
・原料、味、成分にこだわったプロテインを作れる
・自社オリジナルブランドのプロテインを作れる

プロテインOEMの最小ロット・費用目安

プロテインOEM製造において、一番重要なのはやはりコスト。製造数量が多ければ1商品あたりのコストは下がる。しかしテスト販売などで大量に製造することを必要としない場面も多いため、小ロット発注の需要も大きい。ではプロテインOEMの最小ロット数はどのぐらいか。

最低ロット数は各OEMメーカーによって様々で、完全オリジナルOEMであれば200kg(200袋)の所が多い感じで、中身は既存のものでパッケージだけを替えるなら、100㎏以下でもあるっぽい。中にはテストマーケ用に最小ロットよりも少量でOEMを引き受けてくれるメーカーがある。

どんな種類のプロテインがあるの?

プロテインは原材料(大きくは動物性と植物性に分けられる)によって主に3種類に分けられている。牛乳から作られるホエイプロテインとカゼインプロテイン、そして大豆から作るソイプロテイン。他にもたくさんあるが、この3つがスタンダードになっていて、人気プロテインだ。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは牛乳由来で、乳清からタンパク質を抽出してパウダー状にしたプロテイン。水に溶けやすい性質を持ち、消化吸収が早く、筋肉作りに役立つ必須アミノ酸「BCAA」が豊富。更には、低カロリー高栄養、味にクセがなく飲みやすいため、最も流通している。

ホエイプロテインは製法によって、主原料はWPC(乳清タンパク濃縮物)、WPI(乳清タンパク分離物)などに分けられる。

WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)
牛乳に含まれるタンパク質「ホエイ」を抽出したプロテイン、一番多く流通していて、筋肉合成に向きで、タンパク質以外にも糖質や脂質も含まれているため、筋トレの方にとにかく人気だ。

WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)
ホエイプロテインは糖質・脂質をぎりぎりまでカットして、タンパク質含有率90〜95%と高い。低カロリーだから脂肪を減らしながら筋肉量を増やしたい方に向き。

カゼインプロテイン

カゼインプロテインも牛乳由来のタンパク質で、水に溶けにくい特徴がある。消化吸収がゆっくりで満腹感が持続しやすい。更に、大きい分子の「カゼインミセル」と細かい粒子の「カゼイネート」に分けられる。カルシウムや鉄の吸収を助ける働きが期待でき、ホエイプロテインよりは比較的価格が安い。

ソイプロテイン

ソイプロテインは大豆から作られるプロテインで、大豆イソフラボンが含まれ、グルタミンやアルギニンなどのアミノ酸も豊富。女性の方向きで、牛乳由来のプロテインと違って、乳糖が含まれないため、牛乳でお腹を下しやすい人にも向いてる。

脂質分が少なめでヘルシー、食物繊維が豊富に含まれ、消化吸収がゆっくりで腹持ちがよくダイエットの方にも向いている。植物性タンパク質なので、ビーガンやベジタリアン向きもある。価格が比較的安めのも嬉しい。

弱点というと、特有の香りや苦みを感じる方や、水に溶けにくい性質で飲みづらいこともある。大豆アレルギーのある方は注意が必要だ。

ピープロテイン

ピープロテインはエンドウ豆から作られ、特有の味があり、低カロリーで消化吸収がゆっくりなので腹持ちがよい、食前に摂ると血糖値があがりにくい。鉄分やアルギニンが豊富。さらに必須アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンがホエイプロテインと同等で筋肉増強が期待ができる。ただ、アミノ酸のメチオニンが足りないため、ライスプロテイン併用することが多い。

牛乳でお腹を下しやすい人、大豆アレルギーがある人、ダイエットしている人はもちろん、ビーガンやベジタリアンにも向き。

ライスプロテイン

ライスプロテインは玄米からタンパク質を抽出した植物性のプロテイン。ビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富。日本人にはなじみのある味で飲みやすく、消化吸収がゆっくりなので腹持ちがよい。アレルギーの可能性も低く、牛乳でお腹を下しやすい人、大豆アレルギーがある人にもおすすめ。

クリケットプロテイン

コオロギを原料にしたプロテイン。実はコオロギは牛よりたんぱく質含有量が高く、ビタミンやアミノ酸が豊富。世界の人口増加に伴い、食料不足が懸念される中で代替食として注目されている昆虫食だ。

アーモンドプロテイン

アーモンドを原料にした植物性のプロテイン。ミネラル、ビタミン、食物繊維、脂質が摂取可能。

他には、麻の実をすりつぶしたヘンププロテイン、牛肉から摂られるビーフプロテイン、卵由来のエッグプロテイン、そら豆由来のファバプロテイン、発芽玄米プロテイン(ブラウンライス)、酵母プロテインなどがある。

形状によってもいろいろな種類があるの

パウダータイプのプロテイン

プロテイン製品の代名詞とも言えるパウダータイプのプロテイン、専用シェイカーを利用して水や牛乳などに溶かして飲料として摂取する。タンパク質の含有量が調整しやすく、様々な味にもアレンジしやすいし、コスパもよいので日常的に摂取してもらえるためリピート率が高い。

一度に摂取できるプロテインの量が多く、カロリーや脂質を抑えられて、体への吸収効率のよい原材料が開発されているので、プロテインのサプリメントとして最も一般的で、料理へのアレンジも可能と幅が広い。

通販を利用する方がほとんどで、小分けしたスティックタイプも製造可能、そしてオリジナルプロテインを開発する際に、専用シェイカーもオリジナルのものを開発して、セットで販売でき、顧客単価を上げられる。

ドリンクタイプのプロテイン

ドリンクタイプのプロテインはあらかじめ飲料としてつくられていて、必要な時にすぐ摂取できる手軽さがある。味の調整がしやすい。初めてプロテインを試したい人には嬉しい存在。気に入ったら、よりコスパのよいパウダータイプへの移行する人も多い。近年コンビニなどに常時置かれるようになって。シェアを伸ばしている。

ゼリータイプのプロテイン

ゼリータイプのプロテインは少量で必要量が手軽に摂れて、食欲がなくてもおやつ感覚で食べやすい、常温保存ができるため流通もしやすい。味のバリエーションが絞られるし、パッケージには袋タイプやスティックタイプの選択肢がある。高齢者の方でも安全に摂ることができるのがメリットだ。

バータイプのプロテイン

バータイプのプロテインは、チョコレートやシリアル、ビスケット、クッキー、グミなどがあり、お菓子感覚で食べれるので、間食の置き換えとしても手軽にタンパク質を摂取できるのが強み。携帯に便利の上、常温保存もできるから流通しやすい。ただ、カロリーが高く、プロテイン含有量が少なめだ。

中には、格子模様が入った短冊形のウエハースタイプ、砕いたアーモンドやナッツを混ぜたクランチタイプ、シリアルの1種である「グラノーラ」を使ったグラノーラタイプ、焼いたベイクドタイプがある。

錠剤タイプのプロテイン

錠剤タイプのプロテインは持ち運びしやすく常温保存ができ、水1杯でさっと飲め、プロテイン特有の味を感じることなく摂取できる。さらに、他のビタミンやミネラルなど必要な栄養素と組み合わせて開発することもできる。ただ、プロテインを必要量摂るのが大変だ。

チョコレートタイプのプロテイン

チョコレートタイプのプロテインはタンパク質を配合して、味や食感はチョコレートのままで、お菓子を食べる感覚でタンパク質を摂取できる手軽さがある。ただやはり、一度に摂取できるプロテインの量は多くない。

ソーセージタイプ

ソーセージタイプは、魚肉ソーセージのような形状のなプロテインで、鶏ささみを主原料とし、甘味はなく、そのまま食べられ、お肉代わりとして使える。

どんな流れでプロテインのOEM製造を行うの?

ターゲットや食事シーンなどコンセプトを決める

プロテイン製品をOEMで作る際、まず必要なのがコンセプトだ。つまり「誰が」「何の目的で」「どのように」「どこで」摂取するのかをまず決めること、それに合わせてどのような製品が適切かを検討していくことで成功を掴める可能性が高くなる。例えば、プロテインの種類に加え、形態形状、配合、食感、風味、パッケージのデザイン、数量などを決める。もちろん忘れてはいけないのが販売方法だ。実際はOEMメーカーと打ち合わせを行いながら決めていく。

設計を行い、試作品を製作する

原材料の配合比率、風味、形状、包装形態、ロット数、価格など、製造に必要な要素を決め、最終製品仕様が確定する。仕様に基づき、原材料やパッケージ資材などを準備して試作品の製作に移る。試作の目的はイメージの具現化だけでなく、製造工程の確認しや製造体制を整っていく。決定した仕様をもとに試作品を製造し、味や成分、溶けやすさ、賞味期限などを確認する。目標に達するまで改良を重ねていくことが可能。

製品の製造と納品

発注内容に合わせて製造を行う。製造は衛生管理下で行われ、品質チェックが実施される。製造が完了すると、製品の検品・包装・最終確認が行われる。品質に問題がなければ出荷となり、指定された場所へ納品される。

適切なOEMメーカーを選ぶことが成功の要

プロテインOEMでは、相性がいい信頼のできるOEMメーカーを選ぶことが大切。製造実績や対応力、品質管理、生産体制、サポートの有無などを十分に確認し検討する。そのためには、OEMメーカーとの対話をスムーズに進められるかが基礎条件となる。

製品の品質は原材料に左右されるため、高品質の原材料を扱っているか。プロテインを継続的に購入してもらうには、風味や食感が重要であり、味の実績やノウハウがあるか。プロテインOEM製品は法規制を遵守する必要があるため、法的知識があるか。安定的に量産が可能か?などをしっかり確認しよ。

まとめ

プロテインOEMは、自社オリジナルブランドのプロテインを効率的につくれる手段だ。プロテインの開発製造をお考えの方は、OEM製造の活用を検討する価値がある。