過剰なヒスタミンによるアレルギー 慢性的な疲れ・・・

ストレスというのは精神的な問題だけでなく、「アレルギー」や日々口に入れている「重金属、水銀」等の不要な物質を摂取することによっての身体へのストレス(負担)も無視できません。 


特にアレルギーは、日常的にヒスタミンが体内で過剰になってきることから炎症が起きています。そのため副腎からステロイドホルモン「コルチゾール」が分泌されます。 

慢性的なアレルギーによって副腎より「コルチゾール」が分泌し続ければ副腎も疲労します。 
(ちなみにアトピーで使用する軟膏の副腎皮質ホルモンはコルチゾールです。)  


このヒスタミンは通常であれば体内で生産するヒスタミン代謝酵素によって分解されますが、ヒスタミンが常に体内で溢れている状況(分解のキャパオーバー)が起こっていることを考えると、代謝酵素の生産が追い付かないこと、または代謝酵素の生産が少ないことも考えられます。 


体内で分解しきれないほどにヒスタミンが多いという場合、体内でヒスタミンが過剰生産されるだけでなく、ヒスタミンが多い食品を日常的に食していることも無視できません。
この場合、必要以上にアレルギーを悪化させます。 


缶詰めにヒスタミンが多く含まれていたことで自主回収されるなど身近にそのような出来事があり、そのほかにチーズ、チョコ、魚の缶詰、サケフレークなど、「バクテリア(大腸菌)」が繁殖する過程でヒスタミンが多く作られます。 

このヒスタミンは想像以上にやっかいで紫外線、酸、温度に強く、温度で言えば6,000度で3時間でも壊れないため、まず通常の調理では壊れません。 


最近、エイジレスという技術で精肉でも冷凍保管され数ヵ月経って店に出荷している場合がありますが、業務用の冷凍状態(-30度)でもバクテリアは繁殖しヒスタミンが増殖します。 


このような食品を避けることもアレルギーというストレスから逃れる1つの手段でもありますが、そうなると食べるものがあまりに制限され、それ自体がストレスになりかねません。

代謝酵素の変わりとなる「大根おろし」を肉や魚につける、胃腸薬(ジアスターゼの固まり)などを利用し、体内の過剰なヒスタミンに対抗することも手段の1つです。 


(ヒスタミンを減少させストレスを軽減させることは、副腎を守ることにもなります。)