代謝をよくするスパイスを知ろう!ダイエットには代謝UPが必須!

執筆者:戸田 綾子
ダイエットをしようと思い立ったら、どんなことから始めますか?

さまざまな意見があるかと思いますが、ダイエットへの近道には代謝UPがおすすめです。一言で代謝UPと言っても、代謝をよくする栄養素には多くの種類があります。その中でも食品との繋がりを連想しやすい、3つのスパイスを紹介していきます。

おそらく、耳にしたことがあるスパイスだなと感じる人が多いことでしょう。

代謝とは

ダイエットのポイントになる代謝UPをすすめる前に、まずは「基礎代謝」について知っておきましょう。

基礎代謝について

基礎代謝とは、何もしていない時に生命維持のために消費される必要最小限のエネルギー代謝量のことをいいます。詳しくは、心拍や呼吸さらに体温の維持などに使われるエネルギー量のことになります。

個人差はありますが、一般的に10代が最も基礎代謝量が多いとされていて、年齢を重ねるごとに減少していくと言われています。

代謝UPについて

体温が1℃上がると、基礎代謝が13%程度上がります。代謝UPによって、脂肪が燃えやすくなりダイエットに繋がります。

代謝を良くする栄養素

代謝をよくする栄養素は多々ありますが、今回はカプサイシン、ショウガオール、ピペリンについて注目していきます。これらの栄養素は、薬味の一部である香辛料に属しています。

以下に、薬味と香辛料について解説し、3つの栄養素についても詳しく紹介していきます。

薬味の魅力について

薬味には料理の味を引き立てたり、風味が増したり、またアクセントになるという魅力があります。これらの魅力から、薬味には食欲増進効果が期待できます。

また殺菌作用があるので、食中毒予防にも効果があるとされています。

薬味の種類には、香辛料、野菜類、海藻類、柑橘類、種子類、果実類などがあります。この中の香辛料について、次に解説していきます。

香辛料について

香辛料とは、食材に独特の芳香や辛味や色付けをする調味料の1つです。また、香辛料には代謝を上げる効果があり、脂肪燃焼に繋がるという特徴があります。

香辛料にはとても多くの種類がありますが、その中でも特に身近な食品に含まれているスパイスを3つ紹介していきます。
・カプサイシン
唐辛子に含まれている栄養素です。カプサイシンは交感神経を興奮させることでアドレナリンの分泌を促し、代謝UPされることで脂肪燃焼効果が高まります。

・ショウガオール
しょうがにはジンゲロールという栄養成分が含まれています。そのジンゲロールが加熱されることでショウガオールに変化します。それにより代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい体を作ることができます。

・ピペリン
黒コショウに含まれている栄養素です。ピペリンが血流の流れをよくしてくれることで中枢神経を刺激し、代謝をよくしてくれます。

まとめ

代謝をよくする栄養素の紹介は、いかがでしたか?代謝UPとダイエットの繋がりを、少しでも身近に感じてもらえたら幸いです。

さらに、食品だけで代謝UPを目指すのではなく、サプリメントにも適宜頼ることでより効率よく結果を得られることでしょう。
参考文献
厚生労働省 e-ヘルスネット
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-019.html
(参照2020-07-27)

日本調理科学会誌
https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/48/6/48_398/_article/-char/ja/
(参照2020-07-27)

全日本スパイス協会
http://www.ansa-spice.com/
(参照2020-7-29)

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